美術品・絵画は専門店の利用がおすすめ
リサイクルショップや質屋は買取ってもらえますが、適正な値段で買取ってはくれません。
すぐに現金化したいという訳でなければやめておいたほうが無難です。
ネットオークションは自分の設定した金額以上に売れるのがメリットですが、落札されない場合もあります。
落札されたとしても、作品の状態についてトラブルは付きもの。パソコンやスマホから見ているものと違う場合があるからです。
そのため、美術品や絵画を専門に取り扱っている買取専門店へ依頼したほうがいいでしょう。
ただし、買取専門店でも向き不向きがあるため、問い合わせた時に確認してみてください。
・どのような作品・作家を取り扱っているのか
・買取れないものはあるのか
質問に対して何でも買取るというところは避けたほうがいいでしょう。
絵画の種類
日本画
西洋の洋画と区別するために生まれた日本人が書いた伝統絵画の総称です。
水墨画などが有名です。
洋画(西洋画)
西洋的表現様式に基づいた油絵や水彩画、パステル画などです。ピカソやモネなど有名な作品が数多くあり、買取市場でも人気があります。
現代絵画
現代、創作されている様々なアート作品のことです。現代アートとも呼ばれています。
アンディ・ウォーホルや草間彌生など人気作家の作品は高値で取引されています。
美術品・絵画を高く売るコツ
ホコリは落としておく
査定に出す前にホコリを落としておきましょう。絵画の場合、額縁にホコリがたまりやすくなっています。
また、間違っても水拭きをするのはやめてください。
もしも、押し入れや物置からぼろぼろの状態で発見した場合、軽くホコリを払う程度で問題ありません。
劣化した状態でも査定に出すことはよくあるためです。
絵画は劣化が早いため気をつけておかないとカビやシミが発生します。カビが発生すると査定は下がります。
保管する場合、紫外線を避け、高温多湿の場所に置かないようにしましょう。購入時の箱に入れておき、時々換気をします。
美術品・絵画の情報を集めておく
まったくわからない状態で査定に出すのは危険です。その美術品・絵画について知ってから査定に出してください。
日本画だと絵画に落款や印象、洋画だとサインを探しておくとネットから作者がわかるはずです。
記録に残すために撮影しておくことをおすすめします。
美術品・絵画を高値で買取ってもらうには価値のわかる専門店を選ぶことが大切です。
しっかりと下調べをして、手間を惜しんではいけません。