売れる遺品ってどんなもの?

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買取してもらえる遺品について

親や親戚が亡くなり、遺品整理をしていると、衣類や書籍、アクセサリーや食器などが山ほど出てくるものです。
亡くなった家族の家に引き続き住んでいるのであれば家具や家電などはそのまま使うこともできますが、故人が賃貸に住んでいた時などは、できるだけ早く遺品整理を行って部屋を空にし家主に返さなければなりません。
遺品の多くは捨てることになるかもしれませんし、まだまだ使える物や価値のあるものに関しては遺品の買取を行っている専門業者に引き取ってもらうことも考えられます。

亡くなった方がきもの道楽だった場合は、着物や帯などが何十着も残っているというケースも多いものです。
上等の紬の着物や袋帯などは何十万円の価格のものがほとんどなので、家庭ゴミとして捨てるのはもったいないとしか言いようがありません。

このようなときは、古物に特化した買取業者に査定をお願いしてみるのが一番です。
古物の扱いに慣れている業者であれば、適切な価格で着物や帯を引き取ってくれます。
故人の着ていたものを売るのは気が引ける、ためわれるという人も多いようですが、捨てられるよりは誰かに来てもらうほうが、故人も喜ぶものなのです。

骨董品や貴金属なども、遺品として十分に売れる

食器の中には骨董品的価値のあるものもたくさん家に残っている可能性がありますので、捨ててしまわず、まずは買取業者に相談をしてみるといいでしょう。
普通の小鉢だと思っていたのに、思いもよらない有名作家の手になる貴重な骨董品だったということも少なくないものです。

食器は重くてかさばりますので、店頭買取よりも出張買取がおすすめです。
査定額に納得がいけば、その場ですべて担当者が持って行ってくれます。

貴金属も劣化が少ない安定した製品ですので、買取をしてもらうのが得策です。
ただし高額なものに関しては遺品というよりも「遺産」とみなされ、売却すると課税対象になりますので気を付けなければなりません。
他の遺族などとも話し合って、売却方法を考えるようにしましょう。
切手やコインの収集を趣味にしていた故人の遺品の中には、素人では価値がわからないような品物があることもまれではありませんので、必ず専門家に鑑定を依頼するようにしましょう。

遺品として売れないものの処分方法

普段着や安い食器など、遺品として売れないものは家庭ゴミに出すことになります。
地域によって燃えるゴミ・燃えないゴミが出せる日は決まっていますので、あらかじめ確認した上で遺品整理に行くと良いでしょう。

ゴミの中でも特に一辺が30cm以上のものは、粗大ごみとして捨てなければなりません。
時間がない時は、遺品整理業者に相談をすればゴミもまとめて処分してくれます。