サファイアを高く売るために知っておきたいこと

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重要視される4つのポイント

サファイヤの鑑定において重要視されているのが色味・インクルージョン・透明度・カットの4つです。
上記で挙げられた順番で鑑定士が留意しているケースが多いということは覚えておきましょう。

最も重要視されているのが色味であり、まず最初に色味を見た段階で色味がイマイチだとそのほかの部分をちゃんと見てもらえないという可能性もあるためそれだけ色味が重要であるということはサファイヤを売る上で理解しておかなければいけません。

色味がちゃんとしている上に他の3つも良い状態であれば、より高価買取が望めるのでこれらの条件の重要性については理解しておきましょう。

最高級の色味

サファイヤにとって色味が重要であることは説明しましたが、サファイヤにおいて最高級とされている色味はコーンフラワーブルーとロイヤルブルーと言われている色味です。
こちらの2つの色味は色に深みがある上に透明感も感じられる色味になっています。

最初は色味について判断をできないこともあるかもしれません。
しかし鑑定士ではなくても、色石についての知識を多少付ければ一般の人であっても高い買取価格になるかどうかを判断することは可能になるでしょう。

産地と非加熱

サファイヤにおいても石の産地は重要になってきます。
コーンフラワーブルーの場合はカシミール産でロイヤルブルーはミャンマー産です。
これ以外にもアフリカやオーストラリアでもサファイヤは採掘される石です。

しかしオーストラリアで採れるサファイヤの場合は土壌の性質の影響を受けて、多いので全体的に黒みがあるサファイヤになってしまいます。
サファイヤの色味は産地によっても影響を受けることは覚えておきましょう。

そしてサファイヤといえばエンハンスメントという熱やオイルを加える改良も忘れてはいけません。
エンハラスメントというのは、サファイヤをより綺麗に見せるための加工であり自然界で起こりうる程度であれば許容の範囲内だと考えられています。

同じ色石の中でエメラルドの場合は加工がデフォルトになっていますが、サファイヤの場合は違います。
サファイヤの場合は加工がされていない天然石の状態であることで、より高い価値を見出されます。

大きければ大きいほど

サファイヤにおいて価値や上がる条件の1つが大きさです。
宝石に値段を付ける上で使う単位にガイと呼ばれるものがありますが、ガイというのは1ctあたりの値段のことを指しています。

サファイヤの場合は、値段の相場としてガイで8万円前後が一般的です。
しかし、色味が素晴らしいコーンフラワーブルーやロイヤルブルーであればガイで25万円から30万円に跳ね上がります。

しかしサファイヤはそこまで量が採れる石ではないので、3ctで20万円だったものが5ctになると70万円に跳ね上がることもあります。
それだけ大きさで値段が高まることがあることもサファイヤの特徴と言えるでしょう。